スケジュール帳の活用術

スケジュール帳の活用術

写真AC

 

まえがき
生活の質を上げるには、計画的に行動しなければなりません。予定の整理で時間を有効的に使える様になれば、スマートに行動できるようになります。黒一色で文字を綴るだけでは読みにくいですし、大事な予定の区別もつきません。スケジュール帳の上手な活用法を紹介します。

 

ポイント
・文字の色をわける

・線の太さを変える

・マーカーで線をひく

・重要な日の枠が目立つようにする

・記号や略語を使う

・シールを使う

・付箋を貼る

・しおりをはさむ

・仕事用と私生活用で分ける

・カバーをつける

 

ないよう
文字の色をわける
 手帳に予定を書き込む時に、内容ごとに文字を色を変える事は効果的な方法です。一目で内容の違いが分かるため、時間の節約にもなりますし、予定の見落としを防ぐ事もできます。ただし、予定を書き込む際にいちいちペンの色を変えるのが面倒ですよね。そういった手間は、複数の色が使いやすい二色・三色ボールペンの活用や、両端に違う色があるツインペンなどを利用するのが良いです。

 

線の太さを変える
 手帳に文字を書き込むときに、太さの違うツインペンなどを持っている場合は、それを活用しましょう。文字の太さをかえることによって、予定の重要度が見分けやすくなります。

 

マーカーで線をひく
 色違いの太いペンを持っている場合は、一本はマーカーようにして使うのもよいかもしれません。薄い色のペンで線をひき、その上にボールペンなどで予定をかきこめばその文字が協調されます。最近はマーカーをひいたように見せる事ができるテープも売っているので、活用すると良いでしょう。


重要な日の枠が目立つようにする
 大事な用事がある日の枠は、色ペンなどで囲って目立つようにしましょう。すると、他の日の予定に埋もれてしまう事がありません。大事な用事がいくつもある日も、その枠を色ペンで囲って強調するのが効果的です。


記号や略語を使う
 手帳に書き込むべき言葉が長い場合は大変ですよね。小さい手帳だと、一つの欄に書ききれない事があります。そういった時は、記号や略語などを活用しましょう。一つの記号や数文字を書きこむだけで済むので、他にも予定がある時にも便利です。ただし、どの文字がどういった内容指し示しているのか分からなくなると困ってしまいます。よく使う記号や略語は、手帳の隅に正式な内容を書いておくと、いざという時に困る事が無いでしょう。


シールを使う
 言葉の代わりに、シールをぺたっと張りつけて予定を書きこんで行くのも良いです。この方法も、書き込むべき文字がかなり長いといった場合に有効です。シールを落とさないように管理する必要があるため、ミニポケットつき、ミニファイルつきの手帳を購入すると良いでしょう。似たようなシールの柄だと見間違える可能性があるため、さっと見た時に判別しやすい物にするのがコツです。


付箋を貼る
 手帳を使っていると、自由にメモを書き込めるフリースペースがある事に気が付くのではないでしょうか。そこに、大事な内容をメモしたり、忘れてはならない規則などを書き込んだりする人もいます。そういった物をさっと見つけるためには、付箋を使用するのが良いです。ページをぱらぱらめくっているとどこに書いたのか分からなくなりますが、目印があればすぐに見つけられるでしょう。また、普段の予定を書き込む場所にも付箋を貼っておくとよいかもしれません。しおりなどでも代用できますが、それらがない場合はおすすめです。


しおりをはさむ
 スケジュール管理で役に立つのは、本を読むときにも活用するしおりです。何度も使いまわせる点や、付箋よりも大きいため紛失しにくい点が良いでしょう。見たい月日のページがすぐにわかるため便利です。


仕事用と私生活用で分ける
 手帳を使う時に、私生活の予定と仕事の予定を一緒に書き込んでいませんか。そうすると大事な予定が、私生活の予定で埋もれてしまう事がありますし、公私の区別はつかなくなってしまう事もあります。日常の時間と仕事の時間をはっきりと区別するために、使用する手帳は分けた方が良いでしょう。


カバーをつける
 手帳を毎日つかっていると、よれよれになってしまう事があります。そうなると使いづらくなってしまいますよね。そういった点は、手帳にカバーをつける事である程度解決します。カバンなどに入れた時に表紙や角がすれる事を防いでくれるため、長く使い続ける事ができるでしょう。汚れなどからも守ってくれます。


あとがき
 手帳を上手に活用するためには、少しの工夫と道具が必要です。いくつかのポイントをおさえて、大事な内容の視認性を上げることによって、生活の質はぐんとあがるでしょう。予定のやりくりがしやすくなると、スマートに行動できるようになります。